二次会の成功は幹事で決まる
二次会の成功・不成功は幹事で決まるといっても、過言ではありません。
幹事はそれだけ重要な役割を担うので、負担も相当大きいもの。
誰だって気楽に二次会に出席をして、楽しく盛り上がりたいのに、二次会を盛り上げる立場の幹事は、いわば縁の下の力持ちです。
二次会を楽しむどころではありません。
負担の大きい役割なので、幹事さんをお願いするお友達へのマナーを守り、なるべく負担を軽くするための心配りを忘れないようにしましょう。
幹事の選び方
幹事は、新郎新婦が心から信頼できる仲の良いお友達に頼むのが一番です。
また、人の世話が苦にならない人、イベントが大好きな人が幹事に向いています。
幹事は1人だけだと負担が大きすぎますので、できれば新郎の友人から2人、新婦の友人から2人くらいを選んで、4人にお願いするのが無難です。
幹事をお願いするときは、新郎新婦が一人一人に会って、きちんとお願いしてください。
そして初対面同士がスムーズに幹事の仕事が進められるように、幹事さんみんなが顔合わせをする場を設けて引き合わせ、役割分担を決めるなど、新郎新婦が間に立ってサポートをすることが大切です。
4人の幹事のなかからリーダーと会計係を1人ずつ選び、リーダーを中心に二次会のプランを立てましょう。
また、二次会の開催にはこまごまとした費用がかかりますから、会計係にあらかじめ必要と思われるお金を預けておき、そこから支払いをしてもらいます。
あとできちんと精算できるように、領収証や支出明細書を添えて提出してもらいましょう。
お友達が忙しい、遠方に住んでいるなどで、幹事を頼めない場合は、二次会サービスを提供している会社に頼むのもおすすめです。
専門の業者なら手間もかからず、気も使わずに二次会が開催できます。
しかし、新郎新婦の望みがすべて反映されない場合もありますので、内容をしっかりと確認してから依頼しましょう。
幹事をお願いする時期
二次会の幹事はなるべく早めに決めておかないと、幹事役のお友達に負担がかかります。
また、二次会に関する全てを幹事任せにするのではなく、案内状の送付などの基本的な事柄は新郎新婦が担当する方が、トラブルを防げます。
新郎新婦の役目となるのは二次会に招待する人を決め、招待状を送付することと、二次会の会場選びです。
誰を招待するかは幹事にはわからないですし、会場選びは予算のこともありますから、このような二次会の中心となる部分は新郎新婦が担当し、幹事には主に二次会当日のサポートをお願いします。
幹事へのマナー
幹事は雑用も多く、当日は飲食をするヒマがないほど忙しく働いてくれます。
幹事役の友人から当日の会費をもらわないのがマナーです。
また、日を改めて打ち上げ会を開いてねぎらい、そのときにお礼を渡して感謝の気持ちを伝えましょう。
幹事へのお礼は1万円あたりが相場です。