二次会の役割とは
披露宴に出席できなかった関係者や友達を呼んだり、新郎新婦別々の友人が交流できるきっかけを作ることができるのが二次会を開催する理由になります。二次会では披露宴の雰囲気が味わえるように、もう一度ケーキカットをしたり、キャンドルリレーをしたりなどの披露宴で盛り上がった演出を取り入れると参加できなかった人に喜ばれます。2次会は結婚式の参加者とのコミュニケーションを深める場です。結婚式本番では時間的制約やフォーマルな雰囲気がありますが、2次会ではよりリラックスした雰囲気でゲスト同士が交流し、新郎新婦との距離感を縮めることができます。
二次会を企画するための手順と4つのポイント
披露宴では厳かに式を執り行い、それとは異なった趣旨で2次会を企画するというのが一般的です。2次会は、結婚式の本番とは異なる雰囲気や目的を持つイベントです。新郎新婦がゲストとのつながりを深める場として、またゲスト自身が結婚式の喜びを分かち合いながら楽しむ場として、重要な役割を果たします。いったいどのようにすすめてゆけばいいのか、次の4つのポイントを抑えて納得のいく2次会を作り上げましょう。
ポイント1 コンセプトを決めよう
二次会を成功させるためには、まずどのような二次会にしたいのかを具体的にイメージすることが大切です。
みんなでにぎやかに盛り上がるのか、なごやかでアットホームな雰囲気がいいのか、都会風にハイセンスなパーティにするのか、など、コンセプトを決めましょう。
そのうえでゲストが喜んでくれる出し物を考えると、アイデアが出やすく、企画も練りやすくなります。
ポイント2 ダラダラしたイベントは不評になりがち
出し物で人気なのはビンゴゲームやクイズなど、ゲスト全員が参加できるプログラムです。
ただし、あまりダラダラと時間をかけると見ている人が飽きてしまうので、1つの出し物は15分程度を目安に、メリハリのある演出を心がけましょう。
出し物と出し物の間に5分くらいの歓談タイムを設けておいて、時間が余ったときや足りないときに時間調節ができるようにしておくのもポイントです。
ポイント3 席順が肝
最近の二次会は立食のビュッフェ形式よりも、席に座って食事を楽しむスタイルが人気です。
参加をする女性のほとんどがハイヒールをはいているので、着席タイプの方が足が疲れなくてすむので喜ばれます。
ビュッフェスタイルの二次会では会場に椅子を用意しておいて、疲れた人が座って一休みできるようにしておくと親切ですね。
着席スタイルの場合は席順に気を配ると、よりいっそう二次会が盛り上がります。
新郎の友人グループ、新婦の友人グループと分けてしまわず、お互いの友人同士が自然に盛り上がれるような席順を考えましょう。
また、同席するゲストは必ずしも知り合いと隣り合うとは限りません。席礼を置くことで、初対面通しのゲストの話題のきっかけを作っておくという新郎新婦もいます。
一般的には名前を書いたカードを置くだけのところが多いですが、新郎や新婦との関係やニックネーム書いたり、初対面通しでも話題のきっかけがつかめるので仲良くなりやすいですよ。
ポイント4 計画通りに行かないのは想定内。ゆとりある計画を
いくら綿密に計画を立てておいても、プラン通りに行かないのがイベント事です。時間が足りなくなることも多いので、最後の方のプログラムは中止してもいいものにするなど、対策を立てておきましょう。
新郎新婦は披露宴の後の着替えや、親戚、仲人さんへのごあいさつなどで二次会の会場に到着するのが遅れることも考えられます。主役の二人が遅れた場合のプログラムも、事前に用意しておきましょう。また、ゲストが遅刻してくることもあるので、予定より時間が遅れがちになります。計画通りにプログラムは進まないのが当たり前と考えて、フレキシブルに対応できるように、ゆとりのあるプログラムを作ることが大切です。
二次会を成功させるためのギフト選び
披露宴の参加者には引き出物を渡しますが、二次会でもよい思い出にプレゼントは効果的です。ただし、 結婚式の二次会のギフト選びは、披露宴の引き出物との違いを考慮することも重要です 。
披露宴の引き出物は 結婚式全体のコンセプトやスケールに合わせて選ばれます。一般的には、フォーマルで華やかな雰囲気を反映させることが多く、贅沢なアイテムや特別なデザインが用いられます。一方、2次会のギフトはよりカジュアルな雰囲気やゲスト同士の交流を重視したものが選ばれる傾向があります。 また、二次会のギフトは、披露宴の引き出物に比べて予算を抑えることができます。 披露宴ではよりフォーマルで贅沢なものでも二次会のギフトは予算の範囲内で実用的なアイテムや小さな贈り物を選ぶことが一般的です。 丁度いいギフトを探すのに ウェディングギフトのモモフクはとても役立ちます。
披露宴の引き出物は、新郎新婦の名前や結婚式の日付などを入れパーソナライズすることも多いですね。それに比べて二次会のギフトは、個別のカスタマイズよりも、ゲスト全員に対して一貫性のあるギフトを選ぶのがよいでしょう。
まとめ
さて、今回は二次会の大枠のアイディアをご紹介してきました。詳細を決める際には「おすすめの演出」や「二次会にぴったりなBGM」なども参考にして作り上げてみてください。