世界的なラブソングもEXILE風に
「君の瞳に恋してる -Can’t Take My Eyes Off You-」は1967年に原曲が発表されてから今日までずっと世界中で多く流されてきた有名なラブソングです。
原曲の作曲・作詞はボブ・クルーとボブ・ゴーディオという二人で他にも多くの曲を作っては他のアーティストに提供してきた専業ミュージシャンなのですが、その中でも最もヒットをしたのがこの曲とされています。
最初にリリースされた時はなぜかビルボードで第1位をとることはできず、年間チャートでも1967年の第12位と今一つだったのですが、1982年にボーイズ・タウン・ギャングというグループがディスコ調にしてアレンジしたことで一気に人気に火が付きます。
現在でもこのディスコ調のアップテンポなアレンジが主流となっており、日本でも数多くのミュージシャンやクリエーターがそこに自分流の味付けをしてカバーしています。
三代目J Soul Brothersによるカバー曲はシングルカットではなく2013年1月1日発売の「MIRACLE」というアルバムの中に収録されており、ボーナストラックとして聴くことができます。
かつての超有名曲ですが、若い世代にとっては初めて聴くことも多いようでこのバージョンで初めて知ったという人も少なくありません。
歌詞全部が甘さで溢れているのでいつでも使えます
「Can’t Take My Eyes Off You」は英語の曲でカバーもそのまま行われることが多いのですが、使用されている英語は比較的簡単であり普段あまり洋楽を聞かないという人でも何となく言っていることがわかる気がします。
邦題として「君の瞳に恋してる」という言葉がついていますが、「Can’t Take My Eyes Off You」という言葉を直訳すると「君から目が離せない(見つめ続けてしまう)」という意味になります。
この歌詞の前後にはいかに相手のことが好きかということをとうとうと述べているので、歌詞をそのまま訳したものを読んでいるとちょっと恥ずかしくなってしまうくらいです。
なので英語で歌っているのを聞いてなんとなくで雰囲気をつかむくらいがちょうどよい曲なのではないかと思います。
三代目J Soul Brothers版の曲ですが、こちらは甘い歌声とともによりダンサブルなアレンジをしているので結婚式の披露宴というお祝いの席をより華やかなものにしてくれます。
同じ曲をカバーしたアーティストとしては、椎名林檎やZARDといった有名女性歌手がいるほか、KinKi Kidsや織田裕二などといった人も実は収録したものを残しています。
同じ曲でも誰がボーカルになるかによってかなり聞いた時の印象が違ってくるので、もし披露宴や二次会で使用するならいろいろと聴き比べて選ぶのもよいのではないかと思います。